CULTURE

【ネタバレ有り】性的少数者の出会いの場だったことも記録。泣いたよね。映画『沼影市民プール』

それがゲイの皆さん。あたしもおじさんおばさんゲイの端くれだから、このプールが「沼プー」の愛称で、夏場の集合場所になっていたことは存じ上げておりました(行ったことはないんですけどね)。世間的には「ハッテンバ」扱いされてましたけど、そうでもない。あ、その場で何か行動するってのはアウトですよ。もちろん。そこはあたしもアウトだと理解しております。でも、今のようにスマホ片手で誰とでもコネクトできる世の中ではなかった時代のゲイって、めちゃ孤独だったんですよ。それこそ「自分以外にゲイはいない」って思っちゃうくらい(実際あたしもそうでした)。だから、ハッテンバに求めていたことって、シンプルに「出会い」だったの。公の場か、バーなどゲイオンリーの場かの違いは大きいんだけど、誰か同じ気持ちをシェアできる人がいる場所を探すのは当たり前のことだと思うわけです(倫理的にダメな人がお縄になるシーンが一部ありますが、あれはアウトだし、お見事なインサートでした)。

 

長年お勤め&子ども達の安全を守るために働いたスタッフの最後の挨拶は大泣き確実です。

NEXT PAGE

CULTURE TOP

WRITER

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

SHARE

  • x
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE

Googleでオトナミューズ ウェブをフォロー

Pickup

Weekly ranking

VIEW MORE