【未公開につき丁寧解説】これは映画祭でしか出会えない!新しいおもしろさの自主映画『Saravah』
回想シーンなんてぶっ込んだら一気にバジェット上がっちゃうので、自主映画だと不可能ってのはあるのかもしれないけど、それにしてもこの工夫は大正解。リクとサクラの間に最初から流れている不思議な距離感からして「なんなんだ、この2人」って思わせるし、サクラとハトの間に何が起きたのかなんて最後の最後まで分からないし(ちょっとだけ明かされるけど、全部じゃないの)、もっというと3人は本当に仲良しだったの? なんてことまで考えさせられちゃって。いやー、ちょっとずつ小出しにしていく関係性のおかげで、ぐいぐい引き込まれちゃった。むちゃくちゃおもろい。
ちなみにこの映画、まだ配給がついていないので、一般の公開は未定(監督いわく、来年の公開を目指すとのこと)。でな、この作品をもう一度だけ映画祭で観るチャンスがあるのですよ……。それが明朝! 10月31日10:30から角川シネマ有楽町で上映です。行ける方はぜひよ。
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1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。
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