「私ね、人生プランが『カバーモデル』『母親』の二軸だけなんだよね」梨花が選択した【生き方】
28歳
仕事がゼロにまでなくなった
モデルを続けるなら残ってる道はコンサバ誌をやるしかなかった。それかもう、芸能人生を終わりにするか。分かってるけど、どうしても気が向かなくて。好みもあるけど、自分自身で輝けないと思ってたから。仲のいいみんなが、綺麗にコンサバの道を進んでいく中で、私だけ取り残されていった。
ただ時間が過ぎてた。
今思うと本当に残念なくらいただ時間が過ぎていってた。今だったら、それに対してもうちょっと何かできたりするんだろうけど、その当時は本当に何もできなくてただただ時間が過ぎていた。

「コップに水が半分あります。半分だけ足していっぱいにするか、もう全部捨てて新しい水を入れたいか。今までの部分は捨てずして、半分足すなら保険はある。でも伸びしろって、それだけになる。全部捨てたら何も残ってないけど、新しいものがいっぱい入ってくるよ」
私の仕事がどん底、ゼロになったときに社長から言われた言葉。「梨花はどっちがいい?」って聞かれたことを今でも覚えてる。
そこでプライドは捨てたっていうことかな。
30歳
もう一度、下積みから頑張ってみよう

とがった大人カジュアル誌『GLAMOLOUS』が創刊。 1世代、2世代年下の後輩モデルたちと一緒に撮影する現場で。いろいろ思うことはあるけれど、このチャンスは絶対に生かそうと思ってた。これまではただ時間が過ぎてしまっていたけど、ここで踏ん張るしかないなと思った。そこから本当に文字通り、どんな仕事でも全て受けて何でもやった。
うだうだしたり、愚痴が出てき始めてるときって、かすむし、くすむし、エネルギーも減っているんだと思うの。いろんなものを失って何クソ! でやってるときのほうが人間って強くて、がむしゃらに進んでいける。
P1-4 All photograph by『NO. 22 RNKA』(SDP), Courtesy of STARDUST PROMOTION
P5 上 photograph by ITTETSU MATSUOKA from otona MUSE AUGUST ISSUE 2026
P5 下 photograph by YUKI KUMAGAI from otona MUSE AUGUST ISSUE 2022
P6 photograph by TISCH from otona MUSE JULY ISSUE 2015
otona MUSE 2026年9月号より
EDITOR
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。










