「だしパック」でスープを作ったラーメンが絶品だった!|スタイリスト木津明子の【こども食堂】
たくさんの子どもたちと関わっているがゆえにつきものなのが、子ども同士のトラブル。
放課後公園で起きた4月のトラブルは、小学5年生のある女子が同級生に土下座を強要したというもの。土下座を強要された子をかばった同級生を含めた3人が土下座することになってしまったんだとか。なぜそんなことが起きてしまったのか。子どもたちから話を聞いてみると、学校でも一応対応はあったようなのですが、ふわっとした感じで終わってしまったよう。結局かばって土下座をすることになった子の親に、土下座を強要した子の親からの連絡などは何もなかったようすです。
じつは土下座を強要された子、かばって一緒に土下座した子のうちの1人、土下座を強要した子の3人は「こども食堂レインボー」に来てくれている子でした。
4月の2回目の開催日、強要した子、かばった子と現場にいた子が来ていたのですが、不自然に離れて過ごしているし、かばって土下座をさせられた子が孤立しているようす。どう見ても解決してスッキリしている雰囲気ではなかったので、店主の私が立ち会い、話し合いの場を設けることにしました。
まずは、どんな状況でどんな理由で土下座しろと言ったのか、強要した本人から話してもらうことに。彼女は泣くこともなく、理由は小1のときに「嫌い」と言われて傷ついた、その過去の出来事を謝ってもらう方法として、土下座をしてもらいたかったとのことでした。小1での心の傷を、土下座というかたちで晴らそうとしたことは正直ショックでした。私がこの子の親だったら、どうするだろう。土下座を強要した子の家に本人を連れて行って、親子で土下座をする。土下座っていうものがどういうものか、それで本人に理解させるかな。でももしかしたら、その前にひっぱたいてしまうかもしれないなと、話を聞きながら頭の中をさまざまな思いが駆け巡りました。
まだ善悪が完全には理解できないにしても、人の気持ちを考えて行動すること。間違えた行動をしてしまったときには、きちんと相手の目を見て誤り、頭のてっぺんが見えるまでちゃんと頭を下げて謝ること。これからの行動が一番重要、友だちの信用を取り戻せるようにしていかなくちゃいけないんだよ、とみんなで話し合いました。最後に頭を下げて謝ることはできましたが、彼女が心を入れ替えて学校生活を送り、どうか土下座を強要された子たちの心の傷が癒やされることを願っています。
みんなで楽しく過ごす場所として子ども食堂は存在しているわけで、子どもファーストはもちろんそうですが、集まってくれる子どもたちの抱えるトラブルや子ども同士のトラブルは大人として知らないふりは絶対にできないですよね。
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