「ヘビーな作品だからこそ、飛びこんでみたい」【榮倉奈々インタビュー】今秋12年ぶりの連続ドラマ主演
以来、その感覚は、役と向き合うたびに立ち返る原点になっている。ただ、キャリアの初期は、その考えを実践する余裕はなかった。
「当時は何本も作品が重なることもあったので、役作りに思うように時間を割くことができないことも。その時々で最善は尽くしてきたつもりですが、しっかりひとつひとつの役と丁寧に向き合えていたのかなと振り返ることもあります。今回はありがたいことに、このドラマに向き合う時間を作れているので、ある意味、逃げ場がないんです」
現場に立つ緊張は、20年以上経った今も変わらない。一方で、積み重ねた時間をふと実感する瞬間も増えた。
「作品が変われば顔ぶれも一新されるので、毎回初めましてですし、いまだにすごく緊張します。20年以上やっていても、そこは変わらないですね。でも、照明さんや音声さんと『10年ぶりですね』なんて再会があって。そういう機会が少しずつ増えていくと、長く仕事を続けてきたからこそだなと実感します」
Profile_榮倉奈々(えいくら・なな)/1988年生まれ、鹿児島県出身。2002年、ファッション誌『SEVENTEEN』の専属モデルとして芸能界入りし、2004年に俳優デビュー。主な出演作に、映画『余命1ヶ月の花嫁』『図書館戦争』シリーズ、ドラマ『Nのために』『東京タラレバ娘』など。2023年にアパレルブランド「newnow(ニューナウ)」を立ち上げ、CEOに就任。10月より、主演を務めるサタデードラマ10『あにいもうと』(テレビ朝日系、毎週土曜夜10:00~10:54)が放送予定。
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photograph:YUSUKE YAMATANI[ende] styling:MEGUMI YOSHIDA hair:TOMOKO SATO
make-up:YUMI ENDO[eight peace] model:NANA EIKURA
text:HAZUKI NAGAMINE
EDITOR
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