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「肩書はあまり好きじゃなくて、私は私」【榮倉奈々インタビュー完全版】10月から12年ぶりの連ドラ主演

戻ってきたのではなく、新しい一歩という感覚でした

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「本当にご縁だなと思っていて」

 

開口一番、そう笑う。榮倉さんはこの秋、ドラマ『あにいもうと』で実に12年ぶりに連続ドラマの主演を務める。

 

「家族との時間との兼ね合いもあるので、連ドラはどうしても引き受けるのが難しくて。お話をいただいても、タイミングが合わず見送ることが続いていました」

 

それだけに、縁とタイミングの貴重さは誰よりも知っている。

 

「今年は俳優のお仕事ができたらと思っていた次の日ぐらいに、たまたまドラマのプロデューサーさんからご連絡をいただいたんです。連ドラの主演は12年ぶりなので、私もすっかり大人になって、環境も大きく変化しました。今は、すごく新鮮な気持ちでお芝居をしています。今まで過ごしてきた懐かしい場所に戻るというよりは、新しいことに挑戦している感覚に満ちています」

 

演じるのは、高い志を持ちながらも、過酷な現実の中で少しずつ心をすり減らしていく医師・奈緒。医師としては優秀でありながら、人との距離の取り方にはどこか不器用さを抱える。その人間らしいアンバランスさに、榮倉さんは強く惹かれたという。

 

「奈緒だけではなく、人は誰しも不器用なところを持っていると思うんです。これは得意だけれど、これは苦手、というでこぼこがある。それが人間らしさなんじゃないかなって。奈緒は医師としてはとても優秀だけれど、人との関わり方には少し不器用なところがあるんです。お医者さんを理想化された存在として描くドラマではなく、そういう人間らしさに目を向けているところが、とても素敵だなと思いました」

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photograph:YUSUKE YAMATANI[ende] styling:MEGUMI YOSHIDA hair:TOMOKO SATO
make-up:YUMI ENDO[eight peace] model:NANA EIKURA
text:HAZUKI NAGAMINE

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EDITOR

37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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