【ネタバレ有】前作を観てなくてもOK 最高にきもちいエンタメ『グランド・イリュージョン』最新作
映画だからなんでもありなイリュージョンが最高にきもちい
『プラダを着た悪魔2』が大ヒットしてるので埋もれちゃいそうで困るわ……。『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』も観てほしいの。これ、2013年から続いている『グランド・イリュージョン』シリーズの3作目なんだけど、ぶっちゃけ前の作品観てなくてもいける。というか、これを観てから前にさかのぼっていただいてOK。というのも、今回の主役はシリーズ続投キャラじゃなくて新キャラだし、見せ場はマジックと猛烈などんでん返しなので。

右から2番目がヘンリー。偽フォー・ホースメンと本物が同じミッションで大暴れよ。若手、めちゃ活きがいい……
とはいえ、10年以上続投している登場キャラが分からないってのもあれだから、ここでちょいと紹介しますね。前の作品観たことない人用に、正体は明かしません(伏線ハリまくりですごいのよ、マジで)。まず中心人物、フォー・ホースメン。4人おります。アトラス、メリット、ヘンリー、ジャック。全員マジシャンかメンタリストです。アトラスはリーダーで、なんでもできちゃうオールマイティマジシャン。メリットはメンタリスト。人の心を読んで操れちゃう。ヘンリーは女性であることを活かしたマジック(この辺が2010年代っぽい)。ジャックはカード使いで、トランプをキャッツカードみたいに武器化できます。
そんな彼らがマジックのショーをするのには理由があって、不当に金儲けして人を食い物にする資産家の真実を暴いて一泡吹かせるのが目的。16年の続編『〜見破られたトリック』はヘンリーがおやすみをいただきまして、ルーラが新メンバーに入ってます。で、ルパン三世チームvsとっつぁんこと銭形警部みたいな感じで、彼らを追うFBI捜査官ディランもおりまして、大捕物帖&VFXをうまく使ったイリュージョン&水戸黄門的な勧善懲悪ストーリー&伏線ばきばき大どんでん返しという、エンタメ映画の人気要素てんこ盛りのシリーズなんですね〜。
WRITER
1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。










