【ネタバレあり解説】マイケル・ジャクソンは毒親の呪縛からどう抜け出そうとしたのか? 賛否両論の伝記映画『Michael/マイケル』
さて、否定的なご意見の多くは、児童への性的虐待疑惑への言及がないこと。いや……あのですね、この映画、60〜80年代まで、MJの活躍でいうとジャクソン5の活動開始から「BAD」ツアーまでしか、描かれてないんですよ。あの疑惑は93年の告発による騒動と03年のドキュメンタリー番組をきっかけにした刑事裁判が主たるネタ元(どちらもじつは解決済み)。だからといってグレーじゃん! という人たちがいることも分かるんですが、そもそもこの映画がその時代の伝記じゃないので、批判の矛先が違うのね。そっちを言及したいのであれば、Netflixで配信中の『マイケル・ジャクソン:ザ・バーディクト』と『ネバーランドにさよならを』をご覧になって(これはこれで観るべきドキュメンタリー)。長くなっちゃったから、ドキュメンタリーは別の機会に紹介しますわ。
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1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。












