渦中にあった人たちの声を正確に残すことの重要さがズドンときた。西川美和監督最新映画『わたしの知らない子どもたち』
ネタバレではなくネタ元? 取材こぼれ話
今年の邦画って、じつは戦争の記憶の再検証をしてる作品がドドンときてるのよね。塚本晋也監督の『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』はベトナム戦争でのPTSD(これ、紹介しそびれたんだけど、とんでもねー傑作ですので、お近くの劇場でやってたら即観て!)、怪獣映画の『ゴジラ-0.0』はじつは裏テーマが戦後日本の混乱、そして『わたしの知らない子どもたち』は第二次世界大戦の戦争孤児。ということで、『わたしの知らない〜』をぜひともご覧いただきたく〜。西川美和監督が前作『すばらしき世界』のリサーチで得たアイデアをもとに、オリジナルで描き下ろした作品です。おかわりしてきました。

孤児たちのお仕事元締め役、岡田准一さん。琴子を演じた小八重さんいわく「すごいイケメンでしたー」(V6時代を知らない女子の意見)。
これ、ネタバレというよりも、裏エピソードがすごかったのよ。まず戦争孤児。主人公の琴子は、音楽一家の比較的恵まれたお育ちの少女。ところが疎開してる間に、両親は音信不通になり、バイオリンが上手なお兄ちゃんは戦地から戻ったものの、PTSDで●●。琴子はひとりぼっちで戦後の東京で生きていくことになっちゃうのね。残酷過ぎる運命……。さて、ここでポイント〜。戦争孤児って知ってました?
WRITER
1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。
Googleでオトナミューズ ウェブをフォロー














