自然の生み出す美しい造形で、インテリアをブラッシュアップしてくれる植物。フレッシュなエネルギーやカラフルな色彩、香りを、風水的にもベストな位置にセンスよく飾りたい。そのテクニックを、占術家・暮れの酉さんとフローリスト・渡邉直子さん、2人のプロに聞きました！

茎がくねくねと曲がったネギ科の花や、しなやかな流線を描くツタなどの観葉植物には水のエネルギーが宿っていると考えられ、スムーズな人間関係を作るパワーがあるとされています。一方で、もしも無意識にそれらを選んでいるとすれば、水のように流動的でいたい、一カ所に止まりたくない、そういった意識の表れかも！？

仕事運、出世の開運を司るのは、火のエネルギー。炎が燃え上がるその形から、三角形がラッキーシェイプに！ 美しい三角フォルムを誇るアンスリウムを選んだり、3本の花を高さ違いに生けるなど、三角形の形を取り入れ、向上心を掻き立てて。カラーも赤など情熱的な暖色系でまとめると、よりエネルギッシュに。形と色の双方からダブルでアプローチすれば、さらに出世が近づくかも！？ 飾る場所は、ずっと日が当たる南の方角に。

風水の世界で四角という形はどっしりと揺るがない、全ての基盤となる大地を表すため、家族の安定につながるシェイプ。みんなが集まるリビングルームに四角い花器を置くことで、家族関係の安定や今ある幸せを守れるという意味が。または、5という数字には東西南北の真ん中を示し、外へ出ても「またここへ帰ってこられますように」という意味が含まれるため、5輪の花を生けるのもオツ。