湯舟から10分で旅支度、着陸後ビザカウンターへ全力疾走! 旅ガール清水みさと【インド】へ。
帰国後、恵さんは、あのとき立ち寄ったファブリックのお店とのやりとりをきっかけに、パジャマ屋さん「KiNAARA(キナーラ)」を始めることになった。

わたしは、ずっと愛読していた雑誌「TRANSIT」でインドの取材をしてもらうことになり、その流れで、憧れていた連載が始まり、なんやかんやとありながら、自らスポンサーを集め、最終的に丸ごと一冊コラボして「清水みさとの世界のサウナをめぐる冒険」という本を作ることになった。

お互いに、あのときインドに行っていなければ生まれていなかった流れが、思いがけず訪れて、インドに行けば人生が変わるという言葉は、たしかにどこかでほんとうだった。
でもそれと同時に、人生を動かしたのはインドそのものではなく、そこへ行こうとした自分のほうだったんじゃないかと思ってしまう。あのとき迷いながらも一歩踏み出したその選び方が今につながっているのだから、たまには流れに逆らった自分の選択も、もっと信じてみてもいいのかもしれない(実はインドでパスポートもなくしたのに)。
それがうまくいくかはわからないけど、わたしは正しさよりも面白さを選びたいと思っているし、少なくともその先にしかない景色があることを知っているから、揺さぶられながらも素知らぬふりして、流れにない方もちょこちょこ選んでみようと思う。
そのときの自分に託す信頼は、この旅のおかげでもう万全だから。
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photograph & text:MISATO SHIMIZU
WRITER
タレント・モデル・俳優
清水みさと
タレント、モデル、俳優など幅広く活動。サウナ好きが高じて、「サウナイキタイ」のポスターをはじめ、ラジオ「清水みさとの、サウナいこ?」(AuDee/JFN全国21局ネット)のパーソナリティーを務めるほか、TRANSIT「世界のサウナ巡礼記」、るるぶ「あちこちサウナ旅」、リンネル「食いしんぼう寄り道サウナ」、オレンジページ「本日もトトノイマシタ!」など多数の連載を担当。
























