【初めてのニューヨーク】「白タク」の洗礼で60,000円を支払うことに…俳優・清水みさとの旅エッセイ

翌朝、早起きして、まだ静かな家の中で小さく「行ってきます!」と言い、玄関の扉に手をかけると、「Good Luck」と書かれた紙が貼られていた。わたしは頷いて、まだ太陽が昇りかけのブルックリンへ飛び出した。

初めてのニューヨークは、眩しくて、心がずっと前のめりだった。そこらへんで誰かが歌って、踊って、ニューヨーカーは颯爽と街を歩いていく。初めて来たのに、見覚えのある景色がそこらじゅうにあった。
『ティファニーで朝食を』『プラダを着た悪魔』『マンハッタン』『ユーガットメール』『はじまりのうた』。

『プラダを着た悪魔』ロケ地の「Bubby's」
photograph & text:MISATO SHIMIZU
WRITER
タレント・モデル・俳優
清水みさと
タレント、モデル、俳優など幅広く活動。サウナ好きが高じて、「サウナイキタイ」のポスターをはじめ、ラジオ「清水みさとの、サウナいこ?」(AuDee/JFN全国21局ネット)のパーソナリティーを務めるほか、TRANSIT「世界のサウナ巡礼記」、るるぶ「あちこちサウナ旅」、リンネル「食いしんぼう寄り道サウナ」、オレンジページ「本日もトトノイマシタ!」など多数の連載を担当。







