TRAVEL

薪で沸かす大正時代の銭湯にアンティーク時計店【愛媛・八幡浜】で叶うレトロ巡り|旅エッセイ

翌朝の愛媛は雨だった。空港でレンタカーを借り、まずは今回愛媛を思いつくきっかけになった今治へ行ってみようと、車を走らせた。

 

せっかくなら瀬戸内の青い海を眺めながら走りたかったけれど、窓の向こうに広がるのはどんよりとした空。ちょっぴり残念ではあったものの、一人で雨の中、好きな音楽を流しながら、知らない土地をドライブしていると、それはそれでちょっと大人になった実感が湧いてウキウキもする。

途中で松山と今治の間にあるスーパー銭湯に立ち寄ってサウナに入り、改めて、今治へ向かおうとしたら、目当てにしていた銭湯が休みだということがわかった。

 

切り替えが早いのもわたしのいいところなので(?)、それならと、今治とは真逆の方向にある八幡浜にも行ってみたかった渋い銭湯があることを思い出し、その場で行き先を変更した。一人旅のいいところは、右に行こうと思った2秒後にやっぱり左に行く、と決められるところだと思う。それに、昨日まで北京に行くつもりだったのだから、今治から八幡浜への予定変更くらい、もはやなんてことなかった。

NEXT PAGE

photograph & text:MISATO SHIMIZU

TRAVEL TOP

WRITER

タレント・モデル・俳優

タレント、モデル、俳優など幅広く活動。サウナ好きが高じて、「サウナイキタイ」のポスターをはじめ、ラジオ「清水みさとの、サウナいこ?」(AuDee/JFN全国21局ネット)のパーソナリティーを務めるほか、TRANSIT「世界のサウナ巡礼記」、るるぶ「あちこちサウナ旅」、リンネル「食いしんぼう寄り道サウナ」、オレンジページ「本日もトトノイマシタ!」など多数の連載を担当。

SHARE

  • x
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE

Googleでオトナミューズ ウェブをフォロー

Pickup

Weekly ranking

VIEW MORE