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薪で沸かす大正時代の銭湯にアンティーク時計店【愛媛・八幡浜】で叶うレトロ巡り|旅エッセイ

薪で沸かす大正時代の銭湯にアンティーク時計店【愛媛・八幡浜】で叶うレトロ巡り|旅エッセイ

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訪れた国は約40カ国。サウナと旅をこよなく愛するタレント・モデル・俳優の清水みさとさんの連載エッセイ。今回は日本! 風光明媚な港町【愛媛】八幡浜でのお話。

【連載】清水みさと「旅をせずにはいられない」vol.12 人生の小さな伏線回収は、愛媛で。

北京に行くか、愛媛に行くか。

 

翌朝の飛行機に乗るというのに、23時を過ぎてもまだ決められず、友人たちとピザを食べ、麻雀をしながらも、頭の中はずっと北京と愛媛を行ったり来たりしていた。

そもそも北京には、旅友達のあいちゃんと行くはずだった。

 

タンザニア、スリランカ、マレーシア、ヨルダン、UAE、オマーン、ジョージア、ウズベキスタン、カザフスタン、トルコ、チュニジア、モロッコ、ポルトガル、ラオス、タイと、15カ国。たくさんの旅を共にしてきたわたしたちの次なる目的地は、中国・北京。北京ダックを食べて、万里の長城を歩くという、北京といえばこれだよねという感じの、直球ど真ん中の旅を5日間ほどかけて楽しむつもりだった。

 

ところが直前になって、わたしの仕事の都合がどうにもこうにもつかなくなり、旅の前半がごっそり潰れてしまった。ようやく北京に行ける日には、今度はあいちゃんが帰らなければならなくて、一緒に行けなくなった。

 

つまり北京に行くなら、2泊3日の弾丸旅。それでも北京は4時間弱と近いので、全然余裕で満喫できる。行けば楽しいに決まってるし、行きたい気持ちがなくなったわけでもない。それなのに前日になってなんだか面倒くさくなってきて、急に「愛媛に行きたいなぁ」と思った。

 

少し前に、今治の会社と仕事のやりとりをしていたから、愛媛という二文字が頭のどこかに残っていたのかもしれない。

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photograph & text:MISATO SHIMIZU

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WRITER

タレント・モデル・俳優

タレント、モデル、俳優など幅広く活動。サウナ好きが高じて、「サウナイキタイ」のポスターをはじめ、ラジオ「清水みさとの、サウナいこ?」(AuDee/JFN全国21局ネット)のパーソナリティーを務めるほか、TRANSIT「世界のサウナ巡礼記」、るるぶ「あちこちサウナ旅」、リンネル「食いしんぼう寄り道サウナ」、オレンジページ「本日もトトノイマシタ!」など多数の連載を担当。

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