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はるな愛さんの半生を描いた傑作Netflix 映画『This is I』はもう観た?【4月の注目映画】4選

不気味だけど目が離せないアンソロジー
『落下音』
4月3日より全国順次ロードショー

予告編もビジュもめちゃ不気味。『落下音』は北ドイツの農場を舞台に、1910年代から現代までの100年、4人の少女が体験する不安を描いたアンソロジー。ひたすらに不穏、不気味で、描かれている不安も原因がはっきりしているものもあればそうでないものも。ホラーというよりも日本の怪談話を見せられているような感覚で、ざっくりいうと超ヘンテコ。なのに、全然目が離せないのよ〜。というか、むしろくせになるタイプ。めったにお目にかかれないタイプの映画よ。

story_1910年代、自分と同名の少女が同じ村で死んだことを知るアルマ(H・ヘクト)。1940年代、片足を失った叔父へ欲情するエリカ(L・ドリンダ)。1980年代、常にまとわりつく視線に怯えるアンゲリカ(L・ウルツェンドフスキー)と、引っ越しを機に孤独に苛まれるレンカ(L・ガイゼラー)。北ドイツの農場を舞台に100年間の女性たちを描く。

監督・脚本:マーシャ・シリンスキ/出演:ハンナ・ヘクト、レア・ドリンダ、レーナ・ウルツェンドフスキー、レーニ・ガイゼラー ほか/配給:NOROSHI ギャガ/公開:4月3日より、新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー
© Fabian Gamper - Studio Zentral

『落下音』

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text : Masamichi Yoshihiro
otona MUSE 2026年5月号より

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WRITER

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

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