洋服のエナジーを感じ取り、次々と新しい表情を繰り出す様は圧巻【菅原小春×ジバンシィ】完全版
―彼との出会いが転機に?
はい。私は昔から寒いのが苦手で、冬になると毎年落ち込んで、なんでこうなっちゃうんだってヘコんでる自分をまた責める……みたいなことの繰り返しだったんですが、彼が「人間だって動物なんだから、冬眠するのが普通だよ。だから休めばいいんじゃない」って言ってくれて。それが、いい水を飲んだときのようにスッと私の心に溶け込んで「そっか、私、休んでいいんだ」って。それから少しずつ自分を許せるようになったんです。
―彼と出会ったのはいつごろ?
コロナ禍だった約5年前、上演予定だった舞台の稽古で共演したのがきっかけで。ちょうど私が30歳になったくらいのころですね。
―そこから本当の意味で“大人”になったような?
そうかもしれないですね。彼のおかげで、物事の捉え方がすごく変わりました。例えば、愛犬の散歩をしているときに、この時季にこの花が咲くんだとか、こんな虫が鳴くんだとか、季節を感じるようになって。物事のひとつひとつに対して、呼吸することができるようになったんです。ダンスも、好きなときに踊ればいいんだって思えるようになってきたら、“なんだか楽しいじゃねぇか”って。今は、この先もずっと踊っていられるって思ってます。
―素敵ですね! ちなみに“踊らない日”もあるんですか?
ありますよ! オフの日は、お昼くらいから料理をしながらお酒を飲んで、食べたいものを食べて。自然の中に身を置くのが好きで、温泉もよく行くのですが、からだを温めてストレッチをする、で、お酒を飲む。自分にとって幸福なことだけをするのがオフなんだなって思います。
―食事制限はしていない?
してないですね。カップラーメンも食べるし、夫婦でマック貯金もしてる。でも、ストイックだったころは、お酒は一切飲まなかったし、食事も節制して、オフというか“スイッチ切ろ”って思える日は一日たりともなかったですね。そんな期間が長かったからこそ、自分を褒めて、許してあげられるようになれた今が最高に幸せなんです。

ジャケット¥660,000、ブラ¥282,700※参考価格、スカート¥225,000(全てジバンシィ by サラ・バートン/ジバンシィ ジャパン)

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direction & styling: MIKA NAGASAWA
hair: ASASHI[ota office]
make-up: SADA ITO
text: MIWAKO YUZAWA
cooperation: BACKGROUNDS FACTORY
otona MUSE 2026年6月号より
EDITOR
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。







