「子どもと同志のような関係に」LAと日本の二拠点生活を送る岩堀せりが振り返る家族との10年
― 今描いている未来設計を教えてください。
「どのタイミングで日本に戻るんだろう、帰国したらどこで生活をするのか、LAのお家ををどうするか、など頻繁に考えるようになりました。日々状況が変わるので読めないですが、今後10年以内にいる場所は変わっていくのだろうなと。理想としては、日本拠点でいろいろなところに夫婦や家族で旅をするのがいいですね。やっぱり日本が一番好きだし、日本に家がないことは想像できないです。最後は便利なところがいいので、突然畑をやりたいなどと思わない限りは、都会に住みたいかな。日本とLAを行き来してる先輩夫婦がいて、そういう人たちを見てると、将来私たちもこうなるのかもねという話は夫婦でよくしています」
― 最後に、海外から『otonaMUSE』を読みどんな印象を受けるか教えて下さい。
「なんでしょう……値段が高い(笑)。LAでは日本の雑誌はなかなか置いていないので探すのも大変。発見すると嬉しいです。日本を離れてみて改めて思うのは日本の雑誌は海外の雑誌とはまた作りが違って面白い。読み物も多いし作りも細かいし、夢中になって読んでしまいます。若い雑誌も久々に読むと思わず熟読してしまいますね(笑)。これからも面白い本作りを楽しみにしていますね!」
interview:HAZUKI NAGAMINE illustration:MASAMI WAKAYAMA
otona MUSE 2024年5月号より