オーティスが、アイザック・ヘイズがここに居た!メンフィスの【スタックス博物館】2026年最新レポ
スタックスって、なにがスゴイの?

スタックス博物館の隣にあるのがサテライト・レコードショップ。こちらも再建されたものと思われ、当時のままというわけではないでしょうが、隣にあることが! 胸アツなのよ!
ソウルミュージックがちょっとでもお好きなら、スタックスを拠点に活動していたアーティストであるオーティス・レディングやアイザック・ヘイズなどの名前を聞いたことはあるでしょう。そもそもソウルミュージックとは1950年代後半から1960年代にかけて、メンフィスも含まれるこのアメリカ南部で、ゴスペル(教会音楽)やリズム・アンド・ブルース(R&B)などと融合して発展。基本的には黒人コミュニティを中心に誕生しました。メンフィスのほかにデトロイト(ジャクソン5などを輩出した、モータウンが有名ですね)、アラバマ州のマッスル・ショールズ(ザ・ローリングストーンズほか、後述しますがあの忌野清志郎さんもここでレコーディングしたことがあるんですよ)なども発祥の地として有名ですが、個人的にスタックス・レコードの何が特別でどこがグッとくるかって、人種差別が横行していた時代に「黒人と白人が混ざってフツーにイイ音楽を作っていた」ことではないでしょうか。

『スタックス・レコード / メンフィスの伝説的レーベル』
© 2024 WarnerMedia Direct Asia Pacific, LLC. All rights reserved. Max and related elements are property of Home Box Office, Inc.
U-NEXTで独占配信中
これらのことについて興味がおありの方は、書籍もいくつかありますが、2026年現在U-NEXTで配信されているドキュメンタリー『スタックス・レコード / メンフィスの伝説的レーベル』(2024、アメリカ)の視聴を激しめにオススメいたします。撮影当時はご存命だった、当時を知るアーティストもたくさん語っていますよ。あ、で、ものすっごくざっくりかいつまむと、音楽が好きだったジム・スチュワートという白人の男性が、メンフィスって音楽の街だよねーってことでやってきて銀行に就職して週末は音楽を奏でていたんですが、レコードを作って世の中に広める仕事をしたいなあと思いたち、実の姉のエステル・アクストンに相談したところ、あら面白そうじゃないの、じゃ、アタシん家を抵当に入れて資金作っちゃうから、やってみようよってことでスタートした会社なんです。

『スタックス・レコード / メンフィスの伝説的レーベル』
© 2024 WarnerMedia Direct Asia Pacific, LLC. All rights reserved. Max and related elements are property of Home Box Office, Inc.
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いろいろあって社名を2人の名前を組み合わせてSTAX(スタックス)に改名、自分たち以外のレコードも売って資金作り続けないとねってことでサテライト・レコードショップを作り、ここに近所の音楽好きな子どもたちが音楽を聴きに来た際、エステル姉さんは肌の色関係なく、タバコをくゆらせながら「聴いていきなさいよ」「アンタみどころあるわね、うちでバイトする?」なんて声をかけてくれたそうです。

こちらがエステル姉さんです。博物館の中にはちゃんとエステル・アクストンのコーナーもあって、ドレスなどが飾られていました。
otona MUSE Y
本記事内の情報は2026年3月に取材したものです。1ドル=165円で計算しています。
EDITOR
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