金色の砂の海に満点の星空。「死ぬまでに行きたかった」【モロッコ】サハラ砂漠へ|旅女子連載

結局わたしは、小さな欲望すら手放せない。でも写真を見返すたびに、寒さに震えながらもワンピースを着たおかげで、ちゃんとかわいい思い出が残っていて、あの日の自分を最大級に褒めている。多分わたしは、そうやって、自分の人生のことをちゃんと好きでいたいんだと思う。
だからやっぱり、行きたい場所も、やりたいことも、できればすぐにやったほうがいい。「いつか」は、思っているよりずっと幻想で、季節が変わり、予定が入って、心変わりして、働いて、人生はびっくりするくらい普通に流れていく。
子どものころのわたしにとって、「死ぬまでに行きたい場所」って、もっと遠くて特別で、人生の最後のほうに行く場所なんだと思っていた。でも本当は、行きたい、と思った瞬間に行くからこそ、その景色は人生に間に合うのかもしれない。
そしてわたしは欲張りだから、まだまだ行きたいこともやりたいことも山ほどある。せっかく地球に生まれたのだから、誰がなんと言おうとこの美しい星を味わい尽くして生きていくんだ。
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photograph & text:MISATO SHIMIZU
WRITER
タレント・モデル・俳優
清水みさと
タレント、モデル、俳優など幅広く活動。サウナ好きが高じて、「サウナイキタイ」のポスターをはじめ、ラジオ「清水みさとの、サウナいこ?」(AuDee/JFN全国21局ネット)のパーソナリティーを務めるほか、TRANSIT「世界のサウナ巡礼記」、るるぶ「あちこちサウナ旅」、リンネル「食いしんぼう寄り道サウナ」、オレンジページ「本日もトトノイマシタ!」など多数の連載を担当。



















