金色の砂の海に満点の星空。「死ぬまでに行きたかった」【モロッコ】サハラ砂漠へ|旅女子連載

訪れた国は約40カ国。サウナと旅をこよなく愛するタレント・モデル・俳優の清水みさとさんの連載エッセイ。今回は【モロッコ】、みさとさんが「死ぬまでに行きたかった」サハラ砂漠でのお話。
【連載】清水みさと「旅をせずにはいられない」vol.8 砂漠のワンピース
本当に来てしまった。
果てしなく続く砂漠は、波打ちぎわみたいにウェーブがかった細い筋が無数にあって、砂丘が波打つ海に見えた。

砂漠ほど静止画みたいな景色はないと思っていたのに、光の当たりかたひとつで、砂はオレンジにも金色にもベージュにも変化した。
死ぬまでに行ってみたいと思っていたサハラ砂漠。子どものころ、教科書やテレビの中で見ていたサハラ砂漠は、現実の場所というより世界の果てで、そこへ行けるのは随分大人になってからだと思っていた。
そしていま、子どものころの「いつか」の向こう側にあった景色の中にちゃんと自分が立っていて、ああ、わたしも大人になったんだなあと思った。大人の基準は人それぞれだけど、わたしにとって「行きたい」をちゃんと叶えに行けることも、大人のうちの一つなのかもしれない。

photograph & text:MISATO SHIMIZU
WRITER
タレント・モデル・俳優
清水みさと
タレント、モデル、俳優など幅広く活動。サウナ好きが高じて、「サウナイキタイ」のポスターをはじめ、ラジオ「清水みさとの、サウナいこ?」(AuDee/JFN全国21局ネット)のパーソナリティーを務めるほか、TRANSIT「世界のサウナ巡礼記」、るるぶ「あちこちサウナ旅」、リンネル「食いしんぼう寄り道サウナ」、オレンジページ「本日もトトノイマシタ!」など多数の連載を担当。










