【体験レポ】世界遺産にも登録。日本屈指の強力パワースポット・熊野本宮大社と熊野速玉大社に行ってみた
全ての生命の原点。熊野の神々が最初に舞い降りた大斎原へ

大斎原は、現代の熊野本宮大社から徒歩約10分。大きな看板も出ているので、わかりやすいはず
熊野本宮大社が明治時代まで鎮座していた旧社地である大斎原(おおゆのはら)。現在の熊野本宮大社が”未来の救済”を祈る場所であるのに対し、大斎原は”全ての生命の原点”であり、熊野信仰において最も神聖なパワースポットでもあります。熊野川・音無川・岩田川が合流する中洲に位置しているのが、”全ての生命の原点”といわれる理由だといいます。
そもそも水は生命の源であり、全ての汚れを洗い流すものとされてきました。また、天からの気、地からの気、3つの水流が交わるこの地は、大地のエネルギーが激しく渦巻き、物質的にも精神的にも”物事が新しく生み出される原点の地”とされてきたのです。また、主祭神である家都美御子大神は、神道において非常に重要な国常立尊(くにとこたちのみこと)と同一視される説もあります。そんな国常立尊が、天と地が初めてわかれてこの宇宙や地球が誕生した瞬間、最初に出現したとされる地球・世界の根源神。そういったことから、大斎原が”全ての生命の原点”といわれているのです。

大斎原の日本一巨大な大鳥居はこちら! 肉眼で見るとすごい迫力ですよ!
看板の先を右に曲がると出現するのが、大斎原の入り口にそびえ立つ巨大な大鳥居。こちらは高さ33.9m、幅42mの日本最大で、鳥居の中央には神武天皇を熊野から大和(現・奈良県)へと案内した導きの神鳥、八咫烏の紋章が掲げられています。
ここでひとつ注意点があります。それが杉木立から奥の神域は、写真や動画の撮影が一切禁止なこと。筆者は特別な許可をいただいて撮影しているので、くれぐれもみなさんはご注意を。この神聖な空気は、ぜひ五感で感じてくださいね!

大鳥居をくぐると、美しい杉木立の山道が。奥に進むと、かつての社殿跡地にたどり着きますよ

右の石祠にはかつて大斎原に12あった社殿のうち水害で流出してしまった8つの社殿の神々を、左の石祠には熊野川の神様が祀られた大川御子美子社が祀られています

御本殿の伊邪那美命(イザナミノミコト)の和御魂(にぎみたま)をお祀りしており、大斎原へ向かう途中に佇む産田社には、伊邪那美命の荒御魂(あらみたま)パワーを祀られています。子授けや安産にご利益があるほか、大斎原へ行く前にここでお参りするのが古くからの習わしになっているそう
text:KYOKO CHIKAMA










